6J-07
複雑な添え字を持つ配列アクセス向けスカラリプレイス技術
○外山知人,瀬戸研修(東京都市大)
Cプログラムからハードウェアを自動生成する高位合成技術の適用前に有効なソースコード最適化技術としてスカラリプレイスがある。スカラリプレイスを適用することで冗長な配列アクセスを削減でき、性能向上に威力を発揮する。しかし同一配列への複数の配列アクセスにおいて、対応する次元の添え字に異なるループ変数が含まれる場合、正しい値が参照できず、スカラリプレイスを適用できない問題があった。本論文ではこの問題に対応するスカラリプレイス技術を開発し、ベンチマークに対して提案手法を適用した結果、実行サイクル数の削減に成功した。

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