6J-06
ループタイリング後のスカラリプレイスを可能にするコード変換技術
○永澤圭祐,瀬戸謙修(東京都市大)
スカラリプレイスは配列アクセスを削減するソースコード最適化技術の一つで、高位合成前における適用により、高性能ハードウェアの自動生成に効果を発揮する反面、大きな循環バッファが発生する場合がある。循環バッファのサイズを小さくするため、スカラリプレイス前にループタイリングを適用する方法が知られているが、同一配列への複数のアクセスが異なるデータをアクセスする場合、ループタイリング後にスカラリプレイスが適用できない。本研究ではループタイリング後にスカラリプレイスを適用できるソースコード変換方法を提案する。提案手法をベンチマークに適用した結果、スカラリプレイスのみを適用した場合と比較して、大幅な面積削減に成功した。

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