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臨時災害放送局におけるICT活用 ー「りんごラジオ」のケースからー
○松本早野香(サイバー大)
東日本大震災後、30の臨時災害放送局が開局し、うち15はいまだ「臨時」災害放送局のまま放送を継続しており、地域メディアとして長期にわたって存続している状態である。ラジオとインターネットの連携の有効性は関連諸研究によって示されているところであるが、この臨時災害放送局においてはどのようにICTが活用されている、あるいはいないであろうか。本研究では被災直後から継続的な調査を実施してきた宮城県亘理郡山元町「りんごラジオ」のケーススタディを中心に、臨時災害放送局におけるICT活用について考察する。

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