6E-05
OpenStreetMapにおけるコミュニティ拡大に伴う貢献者タイプの変化について
○早川知道,伊藤孝行(名工大)
OpenStreetMapは, ユーザー参加型によるボランタリーな地理情報作成プロジェクトである. 本研究の最終的な目標は, OpenStreetMapの貢献者による共同体であるコミュニティの活動をモデル化する事である. 本稿では, OpenStreetMapの貢献者のコミュニティにおける生産性の分析として, OpenStreetMapの地域コミュニティの貢献者の成果物作成数のランキング(貢献者ランク)の傾きに注目し, 傾きの変化する様子を調査分析した. 調査の結果, 地域コミュニティの貢献者の増加(コミュニティの拡大)に伴い, 活発な貢献者の比率が減少しており, 貢献度の異なる貢献者タイプの変化の様子を確認した.

footer 情報処理学会 セキュリティ プライバシーポリシー 倫理綱領 著作権について