情報処理学会 第77回全国大会講演要旨

リアルタイムで全国河川、雨量データの受信、蓄積、利用IFの構築を行っていたが、2014年4月から配信システムの仕様変更があり、従来の運用システムを変更する必要性が生じた。しかし、実際、配信間隔のばらつきや欠損、処理時間、形式の変更等、実運用を行うには数々の課題があった。そこで、アルゴリズムの変更やデータの選定、さらに処理の並列化などの手法の開発・実装を行うことで、その課題の解決を試み、その成果を実装した運用システムの構築を行った。本稿では、そのシステム構築において開発した各手法の概説、運用状況等を述べる。