6A-06
ナーススケジューリング問題の現状と展望
○鈴木邦成,村山要司,若林敬造(日大)
ナース・スケジューリング問題についての研究は,1970年代にアメリカで始まり,現在では世界中の多くの研究者が取り組んでいる。ただしナース・スケジューリング問題は,何をもって最適な解(勤務表)とするかの定義が難しく,定義できたとしても,解を得ること自体が難しい最適化問題として知られている。ナース・スケジューリング問題の研究は,問題の分析に着目したものと,問題を解くための解法に着目したものと,二種類に大別できる。現在までどのような研究が行われてきたか、各々の観点で分類を行った。また、先行研究を調査することで、見えてきた今後の研究課題について報告する。

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