5ZG-04
複数のグラフ構造プログラムに基づくシングルフレーム超解像処理の自動構築
○夏井裕介,長尾智晴(横浜国大)
近年,従来の低解像度の画像を高解像度に拡大する超解像技術が必要とされている.
一枚の画像から処理を行うシングルフレーム超解像は一般的に画質と計算コストがトレードオフの関係となっている.この問題に対して,先に筆者らはグラフ構造プログラムの自動構築手法であるCartesian Genetic Programmingを用いてシングルフレーム超解像処理を構築する手法を提案している.この手法では一枚の画像のすべての画素に対して同一の処理を行っているが,さらなる画質向上のために入力に応じて処理を選択する必要があると考えられる.そこで本研究では,複数の超解像処理を構築し,それらを適切に選択することで高精度な処理を行なう手法を提案する.

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