5ZD-06
大容量データ流通のためのファイルシステムの開発・評価
○伊藤 公,三上喜貴,中平勝子(長岡技科大)
インターネット空間における社会活動が人に与える影響が重要視される一方,その空間を自由に利用できず恩恵を受けられないデジタル・デバイド(情報格差)が存在する.情報格差問題の実態把握分析には,各種統計データと研究者が蓄積してきた分析データの利用が不可欠であると同時にデータの利用・流通環境の整備が必要となる.本稿では,これまで開発してきたデータ流通に適したファイルフォーマット(ITHF)を用い,観測データの収集、ITHFの作成、ITHFを用いた分析、ITHF/分析結果の提供,から構成されるプロビジョンスキームの内,ITHFの読み書きに関わるITHFの作成/分析ツールの設計・構築を行った.

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