5ZC-04
認知的葛藤を生起させるe-Learningシステムの効果の検証
○門脇直哉,松村 敦,宇陀則彦(筑波大)
近年反転授業への注目が高まっているが、事前学習場面での知識習得において動機づけが難しいという問題がある。本研究では意欲的な知識習得の支援を目的として、動機づけの仕掛けを組み込んだe-Learningシステムを開発した。動機づけの仕掛けとして、本研究では認知的葛藤の生起により注意を引きつける手法に着目した。この手法を解説と問題の構成に組み込み、2種類の葛藤を生じさせるシステムを開発した。
評価実験では、知的財産権を題材として教材を作成しシステムへ載せた。そして、システムを使用した学生の学習内容への興味の変化と知識の習得度、教材への注目度を測定し、システムの教育効果を検証した。

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