情報処理学会 第77回全国大会講演要旨

近年，実践的なICT 人材を育成する場としてソフトウェア開発PBL(Project Based Learning)が注目されている．PBL を採用する公立はこだて未来大学では，プロジェクト開始時にリスクの洗い出しとプロジェクト終了時に振り返りを実施しているが，単発的なことである．また，PBL に参加している学生は，複数人でのソフトウェア開発経験が浅いため，リスクの洗い出し等に問題が生じる．そこで各開発工程の始めと終わりにリスクの洗い出しと振り返りを行うというアプローチを提案し，これらを支援するシステムを構築する．