5ZB-08
仮想空間内における座席配置が与えるコミュニケーションへの影響
○霜野美沙子,神田智子(阪工大)
近年、エージェントを介したオンラインコミュニケーションシステムが普及してきている。仮想空間の表現力が向上したため、オンラインコミュニケーションでは、立ち話だけではなく、仮想的な室内におけるコミュニケーションも考慮する必要があると考える。座位対話では、初対面の二人が対面の位置に着席すると話しやすくなるなど、座席配置がコミュニケーションの活性化に影響を与えることが知られている。この実世界における座席配置の効果が、物理的な身体のない仮想空間内でのエージェントとの座席配置においても見られることを検証するために、対面、隣接、直角の座席配置がエージェントとのコミュニケーションの活性度に与える影響を検証する。

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