5ZB-05
アバタを媒介した見守りにおける動作の自然さが単純接触効果に与える影響
○川本彩乃,長谷川大,佐久田博司(青学大)
独居高齢者の遠隔地見守りにおいて,プライバシ保護の観点から骨格情報のみを取得し3Dアバタによって可視化する方法が提案されている.しかし従来メディアのコミュニケーションで生じる心理効果は,3Dアバタを利用したコミュニケーションシステムにおいては十分に検証されていない.本研究では,3Dアバタを介在する観察を通して生じる対象者への単純接触効果について,アニメーションの自然さが与える影響の検証を行う.実験では,モーションキャプチャによって得られた高精度の骨格情報をもとにしたアニメーションと低解像度深度カメラから得られた骨格情報をもとにしたアニメーションを,それぞれ複数回提示し,質問紙による調査を行う.

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