5ZA-05
「なんとなく足が向く」を促す散策観光支援インタフェースの比較・評価
○阪口大弥,泉 朋子,仲谷善雄(立命館大)
近年、観光の形として旅行者が観光地を自由気ままに散策する散策観光が注目を集めている。既存の観光支援システムでは、観光者には目的地や目的の観光経路の一部があることを想定し、それらに基づいて観光経路を指定するものが多い。このように経路が提示されると利用者は指定された経路を辿ることが多く、自由気ままな行動が制限され、散策を楽しむ機会が減少する。そこで本研究では、天候や時刻などのその場限りの情報から、観光スポットや店舗などをシステムが推薦するが、観光者の自由な行動を制限することのないよう、推薦対象への訪問を強制することなく自然と観光者の足が向くような何気ない仕掛けを提供するインタフェースを複数提案し、評価する。

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