5Z-03
コンテンツ閲覧時における確率的注視行動モデル
○下西 慶,川嶋宏彰,松山隆司(京大)
本論文では,複数対象を内包するコンテンツをユーザが閲覧し,その中から興味のある対象を選択するという状況における視線の生成過程のモデルを提案する.提案モデルにおいては,ユーザが何を見ているのかではなくなぜ見ているのかに着目した興味の表現法を利用し,そのうえで視線運動を考える際に重要と考えられる,たとえばコンテンツの中心に位置している対象が閲覧されやすいといったような空間的な構造が視線に与える影響を取り入れている.実際の視線データを用いて,このような外的な要因による影響を学習し,さらにその時間的な変化についての検討を行った.

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