5Y-08
2次元都市地図画像からのゲシュタルト特徴抽出
○安田昂平,吳 湘筠,高橋成雄(東大)
人は視覚を通して画像情報を理解する際,そこに含まれるパターンを認識し,情報理解の手がかりとする.特に人間の認知機能の1つとして,空間的に近い要素や視覚的に似ている要素をグループ化しようとする,ゲシュタルトの法則と呼ばれる理論が心理学分野で知られている.本研究ではこの法則に基づくゲシュタルト特徴に着目し,入力画像からゲシュタルト特徴を抽出する手法の実装を試みる.この特徴は絵画や広告など多くのデザインに応用されており,抽出によって画像の意味付けに有用である.さらに具体例として,2次元都市地図における建物の配置から,ゲシュタルト特徴を抽出し,抽出した特徴が地理的な意味付けと合致するかの評価を行う.

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