5Y-06
固定カメラ画像による景観の定量的評価-光学的要素分解による評価-
○越智優斗,伊藤光平,斎藤隆文(農工大)
景観とは昔から関心の高い事柄の1つである.一般に良い景観というものが常に求められている.例えば,観光地は良い景観をアピールできれば効果的な観光誘致ができ,観光客はできるだけ良い景観というものを期待している.そこで,本研究は,固定カメラで撮影された景観の画像群の定量的な評価を目指す.研究方針は,景観を構成する物理的要素(depth,影,天空光・直射光等)を分解し,その要素ごとに評価項目(遠くまでよく見通せるか,陽当たりの良さ,日差しの強さ等)を設定する.評価項目には分解した要素の量を用いた定義式がある.その評価項目の評価値をもって定量的な評価を行う.

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