5Y-05
相互情報量による視点位置の定量的評価
○大高悠希,吳 湘筠,高橋成雄(東大)
3次元多面体形状モデルの表示における視点位置の最適な選択は,表示画像における,対象モデルの視覚的なわかりやすさに直接影響を与える重要な要素である.しかし,任意の視点位置からの表示画像が,元の3次元形状の特徴を忠実にとらえているかどうかを定量的に評価することは,技術的に困難を伴う.本研究では,3次元多面体に対し,視点位置の生起頻度と投影画像における多面体を構成する各面の専有面積分布から,相互情報量を算出することにより,視点位置の定量的評価法を実装する.さらに,視球面上におけるその評価値分布を解析することで,視点位置とその最適性の大局的な分布を可視化する.

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