5W-08
超音波センサを用いた自転車走行に適した道路の検出手法の提案
○川端麻友美,打越大成,岩本健嗣,松本三千人(富山県大)
近年,サイクリングの行動者数は多くの年代層で増加傾向にある.年齢に関わらず多くの人に楽しまれているサイクリングをより安全で快適にするためには,安全で容易に走行できる道路を選ぶことが重要になる.そこで,本研究では,自転車に適した道路を検出するための手法を提案する.まず,自転車の前輪側と後輪側のフレームに取り付けた超音波センサを用いて,車道走行と歩道走行を区別する.次に,車道走行中の,横を走る自動車との距離やその自動車の速度,道路の交通量を測定することで,自動車との車間距離が取りやすく,自転車を追い越す自動車が少ないような,自転車が走行空間を大きく取ることができる道路を検出する.

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