5W-07
屋内歩行者向け音声ナビゲーションのためのデータモデルの提案
○飯田啓量,廣井 慧,梶 克彦,河口信夫(名大)
屋内空間における歩行者向けナビゲーション手法のひとつに、端末のディスプレイの閲覧を必要としない、音声によるナビゲーションがある。これを様々な地域や団体で、汎用的に利用するためには、データモデルを標準化する必要がある。音声ナビゲーションを行うためには、看板や店などのランドマークといったマップ情報や、音声ガイドの生成に必要な音声表現についての情報が必要だが、屋内ナビゲーションの国際標準データモデルであるIndoorGMLには含まれていない。そこで本提案では、屋内音声ナビゲーションに必要なデータモデルについて議論し、IndoorGMLを拡張する。具体的には、視野角や大きさなどのランドマークが持つべき情報や、発音や言語などの音声表現に必要なデータの構造について議論する。

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