5W-02
個人の空間認識能力に応じた歩行者向けナビゲーションの提案
○嶋田光佑,廣井 慧,梶 克彦,河口信夫(名大)
歩行者向けのナビゲーションシステムには、モバイル端末に現在位置や目的地までの経路を表示する手法や、音声による案内等の手法が存在する。しかし利用者の中には、自分が認識する現在位置や進むべき方向と、既存のナビゲーションシステムの指示に対応がとれず、目的地へたどり着けない人もいる。本研究では、このような空間認識能力の個人差や空間を認識する過程を調査し、利用者に応じたナビゲーションの手法を提案する。調査して得た情報をもとに、利用者に提示すべき情報を考察し、ナビゲーションに応用する。迷いやすいとされる曲がり角に、案内用の端末が設置されていると想定し、利用者が端末に接近すると進むべき方向へ誘導する矢印を映し出すといったシステムを試作する。

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