5V-07
未来予測を用いたタスク管理における予測提示手法の検討
○寺下翔太,竹内俊貴,谷川智洋,鳴海拓志,廣瀬通孝(東大)
多忙な現代人にとってタスク管理は重要な問題であるが,タスク遂行に必要な時間や自身のタスク処理能力の誤認識,将来のタスク状況に対する認識の甘さにより,適切なタスク遂行が困難となる場合がある.
先行研究では,個人のライフログとスケジュールを基に未来のタスク処理行動の時間を予測・提示することで,個人のタスク処理行動が改善されることが示唆されている.
本研究では、予測した未来のタスク処理情報に適切な補正をかけた上で提示することで,従来よりも効果的に行動改善を誘発する手法を提案する.
本稿では,ライフログ記録,スケジュール登録,タスク管理および未来予測提示の機能を包括したシステムを構築し,実際にシステムを用いたユーザスタディを通してユーザの行動変容を調査・考察した結果を報告する.

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