5U-07
複数アプリケーション動作環境におけるキャッシュヒット率を考慮した動的VMメモリ割り当て
○坂本雅哉,山口実靖(工学院大)
仮想化ソフトウェアのXenには,動的にVMメモリ割り当て量を変更させる機能としてxenballoonがある.xenballoonがメモリ割り当てを行うために考慮するパラメータは,VM内のプロセスが使用するメモリのみであり,ページキャッシュとして利用されるメモリを考慮していない.そのため,I/O性能の低下を招くと考えられる.

本研究では,Xenによって提供されるVMで,メモリ割り当て量,キャッシュヒット率,I/O性能の関係性について調査を行い,複数のアプリケーション動作時におけるキャッシュヒット率を考慮したVMメモリ割り当て量の最適化の手法の提案を行う.

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