5U-02
HTML5を用いた3次元可視化システムにおけるC/S動的負荷分散手法の実装
○丸島晃明,峰野博史(静岡大)
HTML5等の登場で環境に依存しない高度なWebアプリケーション開発が容易となり,様々な表現が実現可能となった.しかし,多量のデータ処理が必要となるWebアプリケーションにおいて,多種多様な性能を持つクライアント端末が様々な通信環境下にあることから,サービス提供者がユーザに対して常に許容可能なレスポンスタイムで情報を提供できるとは限らない.
本研究では,多数のセンサノードから得られる計測値から,センサノード間の値を空間補間技術によって計算し,空間内の温度や湿度等をHTML5を用いて3次元に可視化するシステムを想定し,空間補間演算をクライアントとWebサーバ間で双方の処理能力や通信性能を考慮してバランスよく動的負荷分散する手法を実装する.

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