5S-09
発音時刻とアクセントパターンに基づくグルーヴ達成度評価システム
○上嶋秀典,伊藤克亘(法大)
グルーヴと呼ばれる音楽表現は聴衆の気分を高揚させたり、リズムに心地よさを感じさせたりする。タイト、ルーズと呼ばれるグルーヴに着目すると、発音時刻の揺らぎやアクセントパターンによって生まれる。しかし、楽譜に発音時刻の揺らぎやアクセントのつけ方などの情報がないため、ドラム奏者はグルーヴを持った演奏をすることが難しい。そこで、発音時刻の揺らぎとアクセントパターンの情報を楽譜に付加することによって、ドラム奏者が目標とする音源に近いグルーヴを持った演奏を出来るよう補助するシステムを提案する。発音時刻の揺らぎは高周波成分の変動を利用し求め、アクセントパターンは振幅の変動を利用して求めた。

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