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異なる文字入力方法における入力時間と作業負担の比較
○西川和宏,管村 昇(工学院大)
パソコンを用いて様々な作業が行われているが、文書入力作業などにおいては、長時間に亘り手首を酷使する場合が多いため、腱鞘炎になる人もいる。そこで、あまり手首を使わない入力方法として、音声認識技術を用いる方法が考えられる。音声認識技術は、音声検索においては実用レベルであるが、文書入力を行う場合、入力する文書の区切り方によって、認識率が変化する。そこで、本研究では音声入力においてより高い認識率を得る入力の区切り方を調べ、最適な区切り方による音声入力とキーボード入力での入力作業を比較し、入力時間差を定量的に明らかにする。これらの結果と共に、作業負担の時間的な変化(手首の筋電位変化)を測定し比較する。

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