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講演音声認識結果の誤り箇所の復唱入力を用いたノートテイクシステム
○大田健翔,秋田祐哉,河原達也(京大)
本稿では、特別な訓練を受けずとも運用できるノートテイクシステムを提案する。
聴覚障がいを持つ学生への情報保障は喫緊の課題である。
当研究室では大学講義における講師の発話内容を提供するために、音声認識を用いたノートテイクシステムの開発に取り組んでいる。
従来のシステムでは、作業者が多人数必要であったり専門的な訓練を積まなければならないため、協力を募るには敷居が高いという問題が存在した。
提案手法では、リスピーカーが講師の音声認識結果のうち誤っている部分のみを発話し、これらの結果を統合することで修正する。
リスピーカーは部分的な発話で済むため負担が軽減され、熟練のリスピーカーでなくとも運用できることが期待できる。