5L-01
確率的なグラフ連結性判定を用いた越境探知WSNの稼働時間最大化手法
○田頭幸宏,村田佳洋(広島市大)
 ワイヤレスセンサネットワーク(Wireless Sensor Network:以下、WSN)では,多数のセンサノードを配置することで情報収集を行う.
 センサノードはバッテリで駆動するため,WSNの稼働時間はバッテリ残量に左右される.
 また近年,自走能力を持ったセンサノード(可動ノード)を用いてWSNの稼働時間を最大化する手法が提案されている.
 従来研究では,2連結グラフを用いて頑健性を向上させたWSNの稼働時間を最大化する手法を提案したが,連結判定に膨大な時間がかかるという問題があった.
 そこで本研究では,ランダムウォークを用いての確率的な連結判定により,計算時間を短縮しつつWSNを構築する手法を提案する.

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