5J-06
空撮ロボットのバッテリー使用量にもとづく実行時間推定手法の提案
○東 拓磨,中野美由紀,菅谷みどり(芝浦工大)
2011 年 3 月の東日本大震災以降,災害時の状況調査
や人命救助のためのレスキューロボットの活躍が期待さ
れるようになった.
レスキューロボットは,通常,様々な役割を分担する
ことが一般的であるが,特に,空からの調査などを行う
目的のレスキューロボットについて,近年安価な
AR Drone などが利用できるようになっており,こうし
た仕組みを使って,状況を調査する目的への適用が望ま
れている.しかし,一方,こうした仕組みは信頼性の点
で問題がある.特に,目的の調査を遂行するためには,
飛行距離や時間の推定が重要であるが,そうしたことを
事前に知らせることができず,途中でバッテリー切れを
起こしてしまうことにより,目的の調査が果たせなかっ
た事などが問題として指摘できる.
本システムは,事前に目標移動距離まで移動可能かを
推定することで,こうした問題を解決することを目的と
する.また,制御のための UI(UserInterface)を作成し,
本システムのユーザーが,容易に操作を実現できるもの
とする.

footer 情報処理学会 セキュリティ プライバシーポリシー 倫理綱領 著作権について