情報処理学会 第77回全国大会講演要旨

高齢難聴者の日常コミュニケーションを支援するコミュニケーション支援システムを実現する2つの技術を研究 開発する。1つは、利用者の実際の人間関係から自動的にソーシャルネットワークを構築し支援が必要なときに 迅速に支援者を募集し遠隔からコミュニケーション支援する事を可能にする「実世界ベースソーシャルネットワーク構築技術」である。これにより信頼できる支援者から迅速かつ安心して支援を受ける事が出来る。2つめは長文認識を苦手とする現存のクラウド型音声認識サービスを活用して、会話文を可能な限り文字情報に変換し、支援者の数が少ない場合でも利用者を支援する事を可能にする「文章多分割型音声分散分析技術」である。