5A-01
プレース/トランジションネットに基づくソフトウェアネガティブテストのフレームワークの提案
○高木智彦(香川大)
ソフトウェアネガティブテストは,テスト工程においてソフトウェアの想定される特定の故障を発見するための手法である.特に広大な状態空間をもつ並行ソフトウェアでは全体を網羅的にテストすることが困難であるため,リスクのある故障に着目したネガティブテストを行うことは有効なテスト戦術のひとつと考えられる.そこで本稿では,並行ソフトウェアの期待される振舞いを形式的に表現するのに適したプレース/トランジションネットに基づいた,新たなネガティブテスト法のフレームワークについて考察する.

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