4ZG-02
札画像の重なりを考慮した花札認識とAR花札支援システムへの応用
○圓谷将大,高井昌彰(北大)
日本伝統のカードゲームである花札は、札に「月」や「点数」を直接示すような文字情報が記されていない点に加え、多様な種類の「役」やローカルルールを覚えなければならないことから、初心者にとっては少々難しいゲームの一つと考えられている。そこで本研究では、画像認識と拡張現実(AR)により実際の札から実時間で視覚的にアシスト情報を得ることが出来る初心者支援AR花札システムを構築する。なお本論文では、スマートフォンなどで撮影された札画像から得た特徴点を利用し、手札における札の部分的な重なりを考慮した札認識手法について検討し、初心者支援のためのARシステムの構成とその有効性について述べる。

footer 情報処理学会 セキュリティ プライバシーポリシー 倫理綱領 著作権について