4ZF-02
初心者の不完全プログラムを対象とした理解度推定に関する研究
○堀川直希,太田 剛(静岡大)
プログラミングの授業の多くは学生が課題となるプログラムを作成し、指導者がプログラムの採点を行う形式であり、学生は課題となるプログラムの内容や構造を正しく理解することが必要となる。しかし、初学者が考えて作成したプログラムの多くは何らかの知識の不足や勘違いが原因となり不完全なプログラムとなる。そのため、指導者は不完全なプログラムの原因となる学生の不足している知識や勘違いを推測し、的確に指導を行う必要がある。しかし、不完全なプログラムからだけでは、指導者が初学者の勘違いや必要とする知識を推測することは困難であり、適切な指導を行うことは難しい。そこで、初心者の不完全プログラムを対象とした理解度推定システムの提案を行う。初学者の作成した不完全なプログラムのソースコードに情報を付加することによって、指導者に情報を提供すると共に、指導の補助をすることを目的とする

footer 情報処理学会 セキュリティ プライバシーポリシー 倫理綱領 著作権について