情報処理学会 第77回全国大会講演要旨

観光によるウォーキングは生活習慣病の予防・改善になると言われている。我々は観光とウォーキングの両方をサポートするシステムの構築を行ってきた。しかし、地図などの2次元情報では観光地、トイレ等の具体的な場所を把握することは難しいといった問題がある。そこで、今回我々は拡張現実（Augmented Reality:AR）を用いて観光によるウォーキングを支援するシステムの構築を行った。具体的にはWebアプリとして観光ウォーキング支援システムと連動して、スマートフォンのカメラで観光地、トイレ等の施設の方向を向けるとそのカメラ映像上に対象の施設情報が吹き出しで表示されるようにすることで、利用者の観光の視覚的なサポートを行うことが可能になった。