4ZC-01
問題に含まれる誤り発見能力向上システムの開発と評価
○佐々木匠,井上裕之,高木正則,山田敬三,佐々木淳(岩手県大)
著者らはこれまで学習者が問題を作成し,その問題をグループ内の学習者と相互に評価する学習活動を授業で実践してきた.これらの学習活動により,学生間のコミュニケーション機会の向上や理解力の向上が期待できる.問題の相互評価では,問題に誤りがないことなどを確認し,必要に応じて問題を修正する.しかし,これまでの実践では,相互評価を行っても誤りや不備が残っている問題があり,問題の再利用性が低かった.そこで,問題に含まれる誤り発見能力の向上を目的としたWBTシステムを提案し,開発した.本稿では,大学の授業で実践した作問学習と本システムを活用した相互評価の結果から,本システムの有効性を評価する.

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