4ZB-06
スマートフォンによる睡眠時無呼吸症候群自己診断アプリケーションの提案
○下上恭輔,鈴木彰真,佐藤永欣,村田嘉利(岩手県大)
睡眠時無呼吸症候群を検出するシステムは多くの装置を身体に取り付けなければならず,手軽な自己診断が難しい.本論文では,スマートフォンでいびきと体動を測定,分析し,睡眠時無呼吸症候群を手軽に自己診断するアプリケーションを提案する.複数の被験者に対して,スマートフォンの加速度センサーとマイクから体動といびきを測定するとともに,パルスオキシメーターで血中酸素濃度を計測した.その結果,いびきといびきの間に無音が続くと血中酸素濃度が下がり,その後大きな体動といびきが出て,血中酸素濃度が上がることが分かった.この結果に基づきアプリケーションを開発した.被験者に利用してもらい有用性を評価した.

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