4ZB-02
片麻痺治療支援システムのためのLeap Motionによる手指モーションキャプチャの検討
○佐藤周平,藤村 誠(長崎大)
脳血管障害による手指麻痺の治療法のひとつにミラーボックス療法がある.これは,視覚的フィードバックを用いたリハビリテーション療法であり,麻痺した手指の運動を患者に錯覚させることによって,脳の可逆性を促し,筋運動の回復を図る.この療法の支援システム構築にあたり,手指のモーションキャプチャを行う必要がある.近年,発売されたLeap Motionは手指のモーションキャプチャ機能を持つため,手指麻痺治療のためのリハビリテーション支援システムでの利用が期待できる.そこで,本稿ではLeap Motionによる手指のモーションキャプチャの特性などを調査し,リハビリテーション支援システムで利用可能かを検証した.

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