4ZB-01
脳血管疾患患者らに対する立ち上がりトレーニングシステムの提案
○千田航平,村田嘉利,鈴木彰真,佐藤永欣(岩手県大)
近年の急激な高齢化社会の進行において,脳血管疾患患者による要介護者は増加すると考えられ,そのリハビリテーション(以下、リハビリ)の需要も拡大している.それに伴い,リハビリ従業員の人手不足も懸念される.そこで,特に重要視されている立ち上がり訓練に着目し,患者が正しい立ち上がり方を理解した上で,一人でトレーニングすることを目的としたシステムを提案する.本システムでは,二つのバランスWiiボードを臀部下と足下に配置し,重心と荷重情報から,患者に対しリアルタイムに立ち上がりを誘導する.実際に本システムを理学療法士に対して実演した結果,高い評価を頂き,トレーニングシステムとして有用であることが示唆された.

footer 情報処理学会 セキュリティ プライバシーポリシー 倫理綱領 著作権について