4ZA-04
表情・韻律・言語モデルと仕草の関係性に着目したコミュニケーションロボットによる長期間にわたる感情モニタリング
○高  潔,佐野睦夫(阪工大)
近年,ロボットと円滑のコミュニケーションを行うため、ロボットは人間の感情を理解することが必要となる.また、従来研究の中には、音声と言語だけで感情推定を行うのが多く、各感情の認識率もそれに縛られて60%も超えていない結果が明らかである.本研究では、音声と言語も含めてユーザの表情と仕草を結合する感情の推定手法について提案する.具体的には、長時間に渡って、会話中の表情・韻律・言語モデルと仕草の情報を集め、それらの関係性に着目し、ベイジアンネットワークモデルを構築し、感情計算を行う.コミュニケーションロボットに実装し、ユーザに対する感情モニタリング実験を行った結果を報告する.

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