4Z-03
植物工場での利用を想定した栽培技術確立支援システムにおけるデータ収集・閲覧機能の開発
○大小田淳史,波部 斉,井口信和(近畿大)
 近年,気候に影響されず1年を通して野菜を栽培可能な植物工場が注目されている.しかし,日本にある植物工場の多くは利益が出ていない.その原因の1つとして,植物工場における栽培技術が確立されていないため,野菜の生育度合にばらつきが発生することが挙げられる.そこで本研究では,植物工場において野菜を安定して栽培する技術の確立を目的としたシステムにおける栽培に関するデータの収集・閲覧機能を開発した.本機能は,センサやWebカメラ,タブレット端末を用いて生育環境や作業内容といった野菜の栽培に関するデータを収集し,それらを閲覧・比較できる.これにより,野菜の生育と生育環境や作業内容との関係を検証できる.

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