4Y-04
実測に基づくゲームキャラクタの頭部および眼球運動の自動合成
○鍵山裕貴,川井正英,桑原大樹,森島繁生(早大)
眼球運動とそれに伴う頭部運動は,キャラクタアニメーションの表現をよりリアルにするために最も重要な要素のひとつである.しかし,従来手法では,リアルな眼球運動において重要な要素である眼球の戻り部分が表現できていないことや,注視点が同じ際に動き方が常に一定であるといった問題点がある.そこで,実測に基づいて戻り部分や個人性を考慮したアニメーション作成の手法を提案する.まず本研究ではキャラクタの視界内の顕著性を計算し,キャラクタの注視点を推定する.次にモーションキャプチャと視線計測から眼球の戻りを考慮した確率モデルを構築する.このモデル式を線形結合することにより,キャラクタの様々な頭部及び眼球運動の自動合成が可能となる

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