4X-06
機械学習型侵入検知システムにおける能動学習を用いた誤検知低減手法の検討
○小池泰輔,梅澤 猛,大澤範高(千葉大)
機械学習を用いたアノマリ型侵入検知システムは,シグネチャ型では困難な異常を検知できるが偽陽性が多く発生する傾向がある.この問題を改善するために能動学習を用いて選択した教師データによるモデル再構築を検討し,その偽陽性の低減効果を調べた.まず,公開されているベンチマークデータ2種を使い,初期モデルを作成した.次に能動学習の一例であるMargin Samplingによって選択されたデータにラベル付けをした教師データを用いて再構築されたモデルと,無作為抽出されたデータにラベル付けをした教師データによって再構築されたモデルの結果を比較し,能動学習の検出精度への影響を調べた.

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