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軍艦島モニタリングに向けたクロスレイヤ型タスクスケジューリング方式
○黒木琴海,佐藤 匠,小寺志保(静岡大),倉田成人(筑波技術大),濱本卓司(東京都市大),猿渡俊介(静岡大)
軍艦島は日本唯一の崩壊中の無人都市であり,軍艦島モニタリングから取得でき
る映像・音声・振動データは,建築構造の解析といった,さまざまな学術分野に
必要不可欠なデータである.本稿では,軍艦島モニタリングのためのタスクスケ
ジューリング方式を提案する.軍艦島モニタリングは,太陽光発電から得られる
エネルギーを利用するため,限られたエネルギーで効率よくデータを収集する必
要がある.具体的には,1時間で得られるエネルギー量の予測から,最も効率良
くデータを収集できるセンシング間隔を算出することで,データ取得量の最大化
とデータロス時間の最小化を実現する.

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