4L-05
拡張文字列パターンによるCGモデルデータの高速構文解析手法の提案
○渡邉優太,坂下善彦(湘南工科大)
 我々はCG(Computer Graphics)の描画処理中にCGモデルの追加や削除を利用者が行うインタラクティブな可視化システムの実現を目指している。そのため、形状定義データであるCGモデルから描画処理機構へのデータ処理の高速化が必須であり、それを実現する為の構文解析器が必要になる。そこで本研究では拡張文字列パターンの生成と検索を可能にするExtended Shift-And法(以下、ESA)を用いる。
 ESAではビット並列手法を用いるため、高速に拡張文字列パターンを検索することが可能であるが、構文解析器としての機能は備わっていない。本研究ではESAを拡張し、構造を持つデータの構文解析を可能とするアルゴリズムを提案する。

footer 情報処理学会 セキュリティ プライバシーポリシー 倫理綱領 著作権について