4J-06
細粒度なヘテロジニアスクラスタコアによる消費電力削減の提案
○金子郁未,小林良太郎(豊橋技科大),嶋田 創(名大)
マイクロプロセッサの性能向上を妨げる問題として,高性能化による消費エネルギーの増加や回路面積の拡大による配線遅延の増加がある.
これらの問題を解決する手法として,マルチクラスタ化プロセッサというアーキテクチャが提案されている.
ここでいうクラスタとは,サイズの小さな実行コアであり,一般的には同じ構成のクラスタでプロセッサを構成する.
また,クラスタ化プロセッサでは,使用していないクラスタの電源を切ることによって消費エネルギーの削減を行うことができるが,
負荷の大きい処理の際にはこの方法を適用することは出来ない.
そこで本研究は,ヘテロジニアスなクラスタによって性能低下を抑えつつ,消費エネルギーを削減する手法を提案する.

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