4C-02
家庭用エアコン向け家具検出技術
○小松佑人(日立/北陸先端大),浜田宏一(日立),磯田貴宏,上田貴郎,吉田嘉雄,能登谷義明(日立アプライアンス)
日本のリビングでのエアコン使用時に、ソファやテーブルなど複数の家具により
気流が遮られてしまい、快適性の妨げになっているという課題があることがわかった。
こうした課題を解決してリビングにより適した空調運転を実現するため、
人の位置や足もと付近、間取りの検出に加えて、
家具の位置や形状を検出し、気流を通す家具なのか、
あるいは気流を遮る家具なのかを判別する技術を開発した。
例えば、家具が気流を遮り、快適性の妨げとなっているといった課題への対応を図り、
冬は足もとを暖かく、夏は人のいるエリアを中心としつつ、
冷風を効率よく循環し部屋全体も涼しくなるよう制御する。

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