4B-02
スマートメーターで生活形態を判別
○水野貴之(NII),大西立顕(東大),清水千弘(麗澤大),渡辺 努(東大)
東京電力は,2014年4月1日から東京都小平市の一部地域の1000住宅でスマートメーターの導入を始めた.本論文では,はじめに,30分毎に記録された各住戸の使用電力量の時系列データに対して,テンソル分解を用いて,主要な24時間電力使用パターンを抽出する.次に,24時間電力使用パターンと,各住戸のでんきの家計簿データを突き合わせることにより,使用電力量から各住戸の生活形態を判定する.最後に,使用電力量に関するポートフォリオの最適化をおこなうことにより,ポートフォリオ全体での使用電力量をフラット化し,余剰電力を減らせることを示す.

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