3ZE-01
データサイエンスのプロセスと業務評価モデル
○清洲正勝,沼尾雅之(電通大)
情報通信技術の進化により,あらゆる場所と物からデータを取得できるように発展しており,膨大なデータから価値を見出し,有用な情報に変えるデータサイエンスがますます重要性を増している.データサイエンスは,比較的新しい分野を包括した日進月歩の分野で,価値の創造や収益向上に結びつくケースは非常に稀であり,費用対効果に一定の基準が存在しないため,今後多くの判断基準が必要となる.データサイエンスでは,自由で柔軟な発想が求められる反面,無闇にデータを扱うことで時間を浪費し,成果を挙げられないことで,顧客に対して適切な報告ができない場合がある.本研究では,データサイエンスの汎用的なプロセスモデルを考え,データサイエンスチームのそれぞれの役割に対して貢献度を分析し,意思決定を行うモデルを提案する.

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