3ZB-07
在宅医療・介護現場における情報共有システムの提案
○大岩 隼,矢島敬士(電機大)
近年日本は超高齢社会に伴い,在宅医療・介護現場におけるニーズが急激に増してきている.厚生労働省が,地域包括ケアシステムの実現を目指していることもあり,高齢者に関する情報を高齢者の関係者(ケアマネジャー,ヘルパー,医師など)で共有することが重要視されてきている. 地域包括ケアシステムの実現には「保健」,「医療」,「福祉」における密な連携が鍵となっており,従来の連絡ノートにおける情報共有では情報共有が不十分であると考えられる.本稿では,在宅医療・介護現場などの多職種に亘るチームで高齢者に関する情報を共有することにより,より良いサービスの提供を可能にする情報共有システムの提案をおこなう.

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