3Y-05
高次元データ解析における測地的 k-平均クラスタリング法の効果の検証
○芦沢未菜,吳 湘筠,高橋成雄(東大)
データの意味付けやカテゴリ分類など,その全体的な特徴を把握する際に用いられるクラスタリング手法のひとつにk-平均クラスタリング法がある.
しかしこの手法では,サンプル点間の非類似度として通常のユークリッド距離を用いるため,空間に歪んで配置されたサンプル点集合や,複数の連結成分から成るサンプル点集合等に対し,その特徴を捉えたクラスタリングができない.
そこで本研究では,サンプル点集合に対して近接グラフを構築して測地線距離を定義し,それに基づく測地的k-平均クラスタリング法を導入する.
さらに,近接グラフ構築に用いる距離計量として複数の距離計量を比較・検討し,その効果を可視化画像の比較により検証する.

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