3Y-03
影を用いた多変量データの可視化のためのデータの読み取りに関する評価
○劉 月晴,齋藤 豪(お茶の水女子大)
データの可視化を行う際には、その概要を一目で読み取れるように表示することが望まれる。特に多変量データの可視化を行う際に、それぞれの変量を明確に区別し、値を読み取れるように表示することはデータを解析する上で重要である。影には色とは分離して独立に認識できる特徴がある。鄭らは多変量データの可視化にそれを利用する手法の提案し、その評価実験を報告しているが、本稿ではその手法に対して表示色空間を拡大し、影の模様を変更した場合の評価実験について報告する。また光源方向を強く認識させるよう、カラーパッチの表示法を立体感のある形に変更した場合の効果についても報告する。

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